Vol.8 マティアス・ファルクの使用ギアは?

2019年世界選手権で銀メダルを獲得

2019年4月にブダペスト(ハンガリー)で開かれた世界選手権の個人戦で見事男子シングルス準優勝に輝いたマティアス・ファルク(Mattias Falck・旧姓カールソン)。その経歴と使用用具をご紹介します。

経歴

マティアス・ファルク7歳のころに卓球選手だった父親に連れられて卓球クラブに通い始めたマティアス。13歳の頃にコーチの勧めでフォア面に表ソフトラバーを使用する様になり、徐々に頭角を現す様になる。ジュニア時代からダブルスの名手として活躍していたがここ数年でシングルスも実力も大きく伸ばし、2018年に地元ハルムスタッドで開催された世界選手権の団体戦ではベスト4に進出し、スウェーデンでは17年ぶりのメダル獲得の立役者となった。また同年のヨーロッパ選手権では男子ダブルスで準優勝という結果も残している。そして2019年の世界選手権男子シングルスでスウェーデン選手としては22年ぶりの決勝戦進出という快挙を成し遂げた。

 

マティアス・ファルクの使用用具

ラケット

馬林ソフトカーボン

馬林ソフトカーボン(STR)カーボンラケットながら柔らかい打球感が特徴の「馬林ソフトカーボン」が、マティアスのプレーの要である表ソフトラバーと裏ソフトラバーの組み合わせを上手くサポートしている。適度な弾みと高いコントロール性能を持つため、台上の細かいプレーからラリー戦まで安定したプレーをサポートする。(画像クリックで商品ページへ)

ラバー

フォア面:ラクザPO

ラクザ PO長身から繰り出される強烈なスマッシュを生み出すのは表ソフトラバーの「ラクザPO」。ややハードなスポンジと回転性能に優れた横目の粒形状を持つシートを組合せる事で、相手の打球に負けないパワーを生み出すことが可能。またスマッシュだけではなくドライブも大きな武器で、回転量の読みにくいボールは対戦相手を大いに苦しめた。(画像クリックで商品ページへ)

バック面:ラクザX

ラクザX本人も最大の武器という強烈なバックハンドを支えるのが「ラクザX」だ。非常にグリップ力に優れた「ラクザX」はマティアスの強烈なスピンのかかったサービスや、安定したバックドライブを完璧にサポート。特にバックストレートに放たれるバックドライブは驚異的な威力を発揮し、多くの強敵を破る力となった。(画像クリックで商品ページへ)